不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/4/9

首都圏新築小規模戸建て価格、反転上昇

 (株)東京カンテイは8日、2019年3月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50~100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,614万円(前月比0.4%上昇)と、反転上昇した。都県別にみると、東京都が5,498万円(同0.5%上昇)と2ヵ月連続の上昇。神奈川県は4,044万円(同0.8%下落)と、2ヵ月連続の下落。千葉県は3,842万円(同0.1%上昇)、埼玉県は3,777万円(同0.6%上昇)と、いずれも反転上昇した。

 近畿圏は3,332万円(同0.0%)で変動なし。主要府県では、大阪府が3,203万円(同0.5%下落)と、4ヵ月ぶりに反転下落。兵庫県は3,724万円(同0.1%上昇)、京都府は3,280万円(同0.1%上昇)と、いずれもわずかながら反転上昇した。

 中部圏は3,734万円(同0.7%上昇)と、反転上昇。愛知県は3,820万円(同0.6%上昇)と、2ヵ月連続で上昇している。

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