不動産ニュース / 仲介・管理

2019/5/9

外国人の部屋探しをサポート/日本エイジェント

「wagaya Japan」トップページ

 (株)日本エイジェントはこのほど、外国人の日本での暮らしをサポートする「wagaya Japanプロジェクト」を発足。全国の外国人入居可能物件が検索できるサイト「wagaya Japan」を公開した。

 日本に住む外国人が暮らしやすい社会を作ることが目的。物件掲載に加え、外国人の日本での部屋探しを阻む3つの壁「言語の壁」「モラルの壁」「思いこみの壁」を乗り越える仕組みを構築。自動翻訳機能や各種ツールの提供により、不動産会社の外国人入居を支援する。

 同サイトでは、英語・簡体中文・繁体中文・日本語の4言語での表示切り替えが可能。また、年内にベトナム語と韓国語に対応し、将来的には11言語に拡大する予定。外国語での3者間通話が可能なサービスへの取り次ぎも可能で、接客・内見・契約時における言語の不安を解消する。

 不動産会社は、物件登録の際、外国人入居が可能な物件を、基幹システムからデータ連動もしくは日本語で登録するだけで、多言語に自動翻訳して掲載することができる。また、外国人専用の保証会社や多言語対応のコールセンター「wagayaコール24」のサービス取次も提供する。

 現在は、東京・神奈川・千葉・埼玉・愛媛の約2万1,000件の物件検索が可能。今後はさらに、大阪、福岡の物件も掲載する予定。

 さらに、定期的にオンライン・オフラインで行なう不動産会社スタッフ向け勉強会も開催。各地での成功事例・失敗事例を共有することで、外国人が部屋探しをしやすい環境づくりを目指し、今後は各不動産会社での「外国人対応専門部署」の立ち上げ支援も予定している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。