不動産ニュース / 開発・分譲

2019/6/12

COREDO室町テラス、大型書店中心に「価値ある時間」を

「誠品書店(書籍ゾーン)」イメージ

 三井不動産(株)は11日、9月27日にグランドオープンする商業施設「COREDO(コレド)室町テラス」(東京都中央区)の出店店舗について、報道陣向け説明会を開催した。

 同施設は、3月に竣工した東京メトロ「三越前」駅直結の「日本橋室町三井タワー」の地下1階~地上2階に位置。「価値ある時間」を過ごす場所をテーマに、2階のメインテナントには、日本初進出となる台湾・香港などで展開する大型書店「誠品書店」を誘致した。そのほか日本初出店を含む30店舗が出店する。

 地下鉄とつながる地下1階には、モーニング、ランチから飲み会までオールデーで利用できるライブ感あふれる飲食店9店舗が出店。広場からつながる1階は、憩いと集いのフロアとして、手土産に最適な雑貨や、食のセレクトショップなどの物販、飲食店で構成する。

 メインテナントとなる「誠品生活日本橋」は2階ワンフロアを活用。くらしと読書のカルチャー・ワンダーランドをテーマに、「誠品書店(書籍)」「文具」「セレクト物販・ワークショップ」「レストラン・食物販」の4つのゾーンで構成し、約50の台湾ブランド含め約100ブランドの商品を揃える予定。空間設計は台湾を代表するデザイナークリス・ヤオ氏が手掛け、運営は(株)有隣堂が行なう。

 同日会見した同社商業施設本部アーバン事業部事業推進グループ長の清水 原氏は、「開業により、日本橋がさらに魅力あふれるまちとなることを確信している。1階エントランスの、約1,500平方メートルの憩いの空間となる大屋根広場も含め、施設一体となって新たな都心での過ごし方を提案していく。これからも“残しながら、蘇らせながら、創っていく”をコンセプトにさまざまな機能、過ごし方を提案し、日本橋エリアの発展・活性化に寄与していきたい」などと抱負を述べた。

「日本橋室町三井タワー」外観

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。