不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/6/20

新設住宅着工、30年度には63万戸まで減少と予測

 (株)野村総合研究所は20日、2019~30年度の新設住宅着工戸数、リフォーム市場規模を予測、発表した。

 新設住宅着工戸数は18年度の95万戸から、25年度には73万戸、30年度には63万戸に減少していくと予測した。ただ、相続税制改正による貸家の供給増加が定着した場合は、年間5万戸程度の供給増加が見込まれるとした。

 利用関係別にみると、30年度には持家20万戸、分譲住宅16万戸、貸家(給与住宅を含む)27万戸となる見込み。

 リフォーム市場規模は、住宅着工統計上“新設住宅”に計上される増築・改築工事および設備等の修繕維持費を「狭義のリフォーム市場規模」と定義。これに「エアコンや家具等のリフォームに関連する耐久消費財、インテリア商品等の購入費を含めた金額」を加えたものを「広義のリフォーム市場規模」とし、その市場規模は、30年まで年間6兆~7兆円の規模で横ばいに推移すると予測。狭義の市場規模はそれより1兆円前後少ない規模になると見込む。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年3月号
あなたの事業エリアの価値をさらに高めるには…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/1/31

記者の目を公開しました

女性の活躍を企業が積極サポート!(前編)」を更新しました。

少子高齢化が進む中、女性が活躍できる社会は喫緊の課題です。 不動産業界でも、女性管理職の育成など、積極的に女性活躍を支援する動きが見られます。 今回は、前後編にわけ、先進的な取り組みを実践する2社を紹介。 ダイバーシティ実現に向けた企業の挑戦に迫ります。

前編で取り上げるのは、コスモスイニシア。女性管理職育成を目的とした社内講座「さゆりキャリアカレッジ」を開講。 仕事と家庭の両立、キャリアアップの悩みなど、女性社員が直面する課題に寄り添い、 管理職としてのキャリア形成を支援しています!