不動産ニュース / 開発・分譲

2019/6/27

新今宮に外国人向け就労トレーニング施設

「YOLO BASE」外観イメージ

 南海電気鉄道(株)は、外国人向け就労インバウンドトレーニング施設「YOLO BASE」(大阪市浪速区)を、9月28日に開業する。

 南海電鉄・JR「新今宮」駅から徒歩2分に位置する、「もと馬淵生活館・もと馬淵生活館保育所」跡地の再開発。敷地面積4,873平方メートル、延床面積3,156平方メートル、地上3階建て。
 宿泊・飲食サービス、イベント会場運営などのサービス提供を通じて就労インバウンドトレーニングを実施。業務スキルの習得と知識・語学の習熟、実務経験の増進を図るとともに、特定技能資格に基づく外国人就労者の生活全般をサポートしていく。外国人材のマッチングビジネスを行なう(株)YOLO JAPANが運営する。

 宿泊スペース「YOLO HOTEL」は、シングルタイプ45室、ダブルタイプ2室、ドミトリータイプ9室(定員2人)・19室(定員4人)、バリアフリータイプ1室(定員2人)の合計76室。最大収容人数は145人。年中無休で、24時間管理人が駐在する。レストランは座席数116席を確保、年中無休で営業時間は7~22時。
 最大500人収容のイベント会場を1室、30人程度収容のセミナールーム1室を用意。座席数32席のコワーキングスペースも備え、日本のビジネスと外国人をマッチングする機会を創出する。

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コワーキングオフィス

独立して働く人々が共同利用しながら働く事務所。そのような場所を「コワーキングスペース」ということもある。

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