不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/6/27

首都圏新築戸建て、成約価格は反転上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社ネットワークにおける2019年5月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。

 新築戸建ての平均成約価格は、3,550万円(前月比2.5%上昇)と反転上昇した。東京23区が5,041万円(同5.8%上昇)、神奈川県が3,659万円(同2.3%上昇)と3ヵ月ぶりにプラス。東京都下が3,691万円(同2.2%上昇)。埼玉県は3,168万円(同4.6%上昇)。千葉県は2,825万円(同4.3%下落)と唯一マイナスとなった。

 09年1月を100として算出した成約価格指数も100.3(同2.4ポイント上昇)と反転上昇し、5ヵ月ぶりに100を超えた。

 既存マンションの成約価格は2,776万円(同6.9%上昇)と3ヵ月ぶりのプラス。東京23区は3,637万円(同1.7%下落)と下落したが、千葉県は平均築年数のマイナスで1,716万円(同23.6%上昇)と大幅プラス。東京都下は2,557万円(同0.9%上昇)、埼玉県は2,129万円(同10.5%上昇)となった。神奈川県は2,441万円(同7.5%上昇)。

 1戸当たりの成約価格指数は139.4(同9.0ポイント上昇)、1平方メートル当たりの成約価格指数は148.3(同6.6ポイント上昇)と、いずれも上昇した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。