不動産ニュース / 団体・グループ

2019/7/17

港区の小学生約830人に不動産教室/都鑑定協

小学生向けの「不動産教室」を開催
説明している様子

 (公社)東京都不動産鑑定士協会(東京都港区、会長:佐藤 麗司朗氏)はこのほど、港区立港南小学校および同芝浦小学校の児童約830人に向けて、「不動産教室」を開催した。

 不動産についての理解を深めてもらうこと、不動産鑑定士を身近な存在として知ってもらうことを目的に2018年度より行なっている。昨年度好評だったことから19年度も継続する。 

 低学年向けの教室では、公式キャラクター・アプレイざるちゃんとコンさるくんのマリオネットが不動産やマンションでのルール等を説明する映像の上映や学校と近隣の公園の土地の広さを比べるクイズなどを盛り込み、不動産や土地・建物について分かりやすく解説。高学年向けでは、より専門的な内容も取り入れ、不動産の特徴や、不動産の価格の決まり方を解説するとともに、その価格を導き出す不動産鑑定士はどのような資格であるのか、国家資格とはどのようなものなのか等の説明を行なった。学生からは「地下の空間は誰のものなのか」「道路も売買されることがあるのか」「人が住んでいない廃墟は誰が壊すことができるのか」といった質問が出るなど、関心の高さがうかがえたという。

 港南小学校において8月に開催予定の夏期講座「じぶんの家について知ろう!」も担当することが決まっている。今後も若年層に向けた教育普及活動に積極的に取り組む方針。

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