不動産ニュース / 開発・分譲

2019/7/19

大和ハ、1棟リノベ分譲マンションに参入

「リブネスモア茨木」外観

 大和ハウス工業(株)は 同社初となる1棟リノベーション分譲マンション「リブネスモア茨木」(大阪府茨木市、総戸数34戸)を竣工。20日にモデルルーム案内を開始、27日に発売する。

 既存住宅流通市場の拡大を背景に、同社グループにおいても住宅ストック事業を重要セグメントと位置付け、買取再販事業を強化。1棟リノベーション分譲マンションへの参入はその一環となる。

 今回発売する「リブネスモア茨木」は、1998年2月に大手保険会社の社宅として竣工。2018年7月に同社が取得し、躯体構造はそのまま利用し、専有部分は水回りやフローリングの更新、和室から洋室への変更を行ない、共用部はオートロックや宅配ボックスを新たに設置するなど、セキュリティや利便性を向上した。また、構造のひび割れ等に対して樹脂の注入やコンクリートの充填も行ない、「既存住宅性能評価書」も取得している。

 物件は阪急京都線「茨木市」駅より徒歩6分。敷地面積は1,504.17平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上8階建て、延床面積2,617.43平方メートル、専有面積は71.11と75.01平方メートル、間取りは2LDKと3LDK。販売価格は約4,000万~約5,000万円。

 同社は、今後も1棟リノベーションを含めた買取再販事業を推進し、21年度に売上高150億円、年間300戸の販売を目指す。

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