不動産ニュース / その他

2019/8/7

賃貸住宅でIoT活用した見守りサービス

 神奈川県住宅供給公社と(株)バッファロー・IT・ソリューションズは、共同で賃貸住宅における単身入居者の見守りサービスの検討を開始した。

 近年、高齢単身世帯が増加していることから孤立死等のリスクが高まっている。一方で、賃貸住宅の経営において、高齢単身者の受け入れは重要性が増している。

 そこで両社は、こうした社会課題への対応として、入居者に異変(発病や孤立死等)があった際の早期発見から警報までをパッケージ化したサービスを検討。通信機能付きのIoT電球((株)ハローライト)を居室内のトイレに設置することで見守り効果を検証していく。

 同公社は、検討の成果を応用して自社物件の入居者の救命につなげていく考え。また、バッファロー・IT・ソリューションズは、電話による駆け付けサービス等と連携した賃貸住宅向け見守りサービスのパッケージ化を全国展開し、賃貸住宅経営の課題解決に寄与していく意向。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。