不動産ニュース / 仲介・管理

2019/8/14

台湾のリージャス事業運営会社を子会社化/TKP

 (株)ティーケーピーは、IWG plc(スイス、CEO:Mark Dixon氏)のグループ会社であるIWG Group Holdings SarlおよびRegus Group Limitedより、台湾で「Regus(リージャス)」事業を運営する子会社計13社(以下、台湾リージャス社)の持分すべてを取得し、完全子会社化する。

 IWGは、ロンドン証券取引所上場のコワーキングスペースブランド等における世界有数の事業者。「Regus」などのブランドをグローバルに展開し、ネットワークは、世界110ヵ国超、3,300拠点を超える。

 台湾リージャス社は、台湾で計14拠点を展開しており、同国のレンタルオフィス業界において最大手企業。2012年に事業を開始し、「Regus」、「SPACES」、「HQ」のブランドを通じてレンタルオフィス、コワーキングスペース等を運営している。13社の企業価値は2億2,700万英ポンド(1英ポンド128.98円換算で29億2,700万円)。

 ティーケーピーは今後の海外戦略において、貸し会議室単独での出店でなく、他事業と組み合わせた出店が好ましいと判断し、日本と商習慣の似ている台湾市場において、台湾リージャス社を買収した。今回の子会社化によって、台湾リージャス社の持分取得による既存拠点を獲得。同時に、IWGと台湾における長期間のパートナーシップを定め、各ブランドの独占的運営権などを得た。

 今後は現在の14拠点から今後6年間をめどに36拠点、約3万7,500平方メートルの開発を計画している。

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