不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/9/11

リバースモーゲージ型ローンの伸び続く

 (独)住宅金融支援機構はこのほど、2019年4~6月分の「リ・バース60」の利用実績を公表した。

 同商品は、60歳以上を対象にした住宅融資保険付きのリバースモーゲージ型住宅ローン。期中の付保申請戸数は222戸(前年同期比126.5%増)、付保実績戸数は135戸(同98.5%増)、付保実績金額は16億7,000万円(同96.5%増)。利用件数の伸びを受けて取扱金融機関も増え、56機関(同17機関増)となった。

 申込者の平均像は、年齢69歳・年収324万円。年金受給者が約68%を占める。使途は「戸建てリフォーム」が34%で最多。以下、「戸建て新築」32%、「新築マンション購入」17%と続いた。平均資金計画は、所要額2,545万円、融資額1,415万円、毎月返済額2万8,000円。利用タイプは99%がノンリコース型だった。

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リバースモーゲージ

持家を担保に生活資金を融資し、所有者の死亡もしくは契約終了時に一括返済する仕組みをいう。 時間の経過とともに融資残高が増加していき、最終的に一括して返済されることが特徴である。

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