不動産ニュース / ハウジング

2019/9/13

アキュラH、モデルハウスを災害時支援施設に

モデルハウス外観。災害時に被災者への支援拠点として活用する

 (株)アキュラホームは、「モラージュ菖蒲ハウジングステージ」(埼玉県久喜市)に、日本初となる災害時に支援施設となるモデルハウスを14日にオープンする。それに先立ち、13日に報道陣に公開した。

 同社はこれまで、井戸掘り付き住宅や、電気自動車を標準搭載し、蓄電池として活用できる「ミライの家・Rei」など、災害時の復旧を視野に入れた住宅商品を展開してきた。新たに、災害による長時間の停電被害などを踏まえ、日産自動車(株)、日産プリンス埼玉販売(株)と災害連携協定を締結し、蓄電能力のある日産の電気自動車「リーフ」をモデルハウスに装備。常時電力を供給可能にするほか、井戸の設置、災害備蓄品により、災害時に被災者への支援拠点として活用する。

 モデルハウスは、敷地面積約165平方メートル、木造2階建て、延床面積約193平方メートル(事務所部分含む)。
 日産リーフの蓄電池容量は40kwhで、約6,000人以上の携帯電話の充電が可能(1台30分)。太陽光設備も搭載し、持続的に電力を供給できる。井戸水はトイレ用水として活用。2.5階のロフト部分には、飲料水や防寒グッズ、トイレットペーパー等を備蓄し、災害時に無料提供する。また、一時避難所としての開放や、テレビによる災害情報の提供、近隣避難所マップの配布など、ソフト面の支援も行なう。

 同社代表取締役社長の宮沢俊哉氏は、「先般発生した台風15号によって千葉県で大規模な停電被害が続いており、このような災害支援拠点の必要性を強く感じている。まずここを1施設目として打ち出し、全国約150の当社モデルハウスへ順次展開していきたい。また、他のハウスメーカーが同様の取り組みを始めるきっかけになれば」などと述べた。

電気自動車と接続することで、停電時も電力供給が可能となる
玄関前の井戸。飲み水、災害時のトイレ用水として使用する

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