
野村不動産(株)は27日、サテライト型シェアオフィスブランド「H1T(エイチワンティー)」(※)を立ち上げ、10月より東京およびその近郊でサービスを開始すると発表した。
昨今働き方改革が推進され、テレワークの積極運用等も推奨されていることを受け展開するもの。利便性を重視し、都内主要エリアや郊外ターミナル駅などニーズの高いロケーションで展開する。オープン席、個室席、最大6人収容の会議室など、シーンによって使い分けできる執務スペースを用意。仕事の合間に一息つけるカフェスペースも用意する。利用料金は、15分150円~の従量課金制で、契約金は無し。利用企業は、社員の予約状況や入退室をウェブ上でリアルタイムで管理できる。
なお、同ブランドの会員は、同社がすでに展開しているコワーキングスペースや、シェアオフィスサービス、さらに提携によって東京メトロが展開するコワーキングスペース「room EXPLACE」や、(株)新閃力が展開する郊外型サテライトオフィス「Trist」の利用も可能にした。
10月に、新宿、日本橋、品川、新橋で開業。11月以降も、9店舗の開業を計画しており、27年度には自社開発施設約150拠点、提携施設約150拠点を目指す。
(※)1の正式な表記は上付き文字