不動産ニュース / 仲介・管理

2019/10/8

居住中物件をAIで空室化/野村不動産UN

居住中物件のVRホームステージングイメージ

 野村不動産アーバンネット(株)は8日、同社不動産情報サイト「ノムコム」に、新たな「VRホームステージング」を導入した。

 物件見学を気軽に疑似体験できるよう、これまでも360度カメラで撮影した室内動画のノムコムでの公開を積極的に行なってきた。しかし、「居住中物件」を販売する場合、住んでいる人のプライバシーの関係や配置された家具の位置により、撮影が難しいケースもあった。

 今回、ナーブ(株)が提供する「VRホームステージング」のバージョンアップ版を導入。AIを活用した画像処理技術により、室内動画に写り込んだ家具等を消して空室を再現し、CGによってリアルな質感の家具を配置することが可能に。これにより物件購入を検討する人に、より具体的にイメージしてもらえるようになった。

 今後は、CGにより室内リノベーションを行なう「バーチャルリノベーション」も導入する予定。

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VR

情報技術を活用して、人工的に現実感を作り出すこと。英語のVirtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略語で、「仮想現実」「人工現実感」などと翻訳されている。

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