不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/10/9

投資用一棟マンション、過去3年で最安値に

 (株)ファーストロジックは8日、同社サイト「楽待」における投資用不動産市場調査(7~9月期)の結果を発表した。2019年7月1日~9月30日に、同サイトに新規掲載された全国の投資用物件を調査したもの。

 区分マンション(2万8,773件)の表面利回りは、7月が7.14%(前月比0.03%減)、8月が7.68%(同0.54%増)、9月が7.72%(同0.04%増)。
 物件価格は、7月が1,663万円(同5万円減)、8月が1,585万円(同78万円減)、9月が1,582万円(同3万円減)と、3ヵ月連続で下落した。

 1棟マンション(4,913件)の表面利回りは、7月が7.83%(同0.32%減)、5月が8.15%(同0.32%増)、9月が8.12%(同0.03%減)とほぼ横ばい。
 物件価格は、7月が1億8,288万円(同1,045万円増)、8月が1億7,005万円(同1,283万円減)、9月は1億7,250万円(同254万円増)8月は過去3年間で最安値となった。

 1棟アパート(2万3,886件)の表面利回りは、7月が9.34%(同0.03%増)、8月が9.31%(同0.03%増)、9月に9.42%(同0.11%増)。
 物件価格は、7月が6,556万円(同153万円増)、8月が6,316万円(同240万円減)、9月が6,257万円(同59万円減)。8・9月は2ヵ月連続で下落した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。