不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/10/23

東京圏地価、住宅地・商業地とも堅調

 (株)三友システムアプレイザル不動産金融研究所は22日、「三友地価インデックス 東京圏の最新地価動向」を発表した。

 東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)における当期(2019年 7~9月)の地価変動率は、住宅地が前年同期比0.7%プラス(前期比0.2ポイントプラス)と、12四半期連続のプラスに。商業地は同11.3%プラス(同3.9ポイントプラス)で、20四半期連続のプラス。都県別に見ると、住宅地は地価二極化を反映してばらつきがあり、商業地は各都県いずれも上昇した。

 1994年第2四半期を100とした地価指数は、住宅地が72.1(同0.6ポイントプラス)で7割台を維持。商業地は63.3(同2.7ポイントプラス)と2008年ごろの水準まで回復し、かつ6割台を維持した。都県別では、住宅地は東京都(90.5)と神奈川県(68.9)で相対的高さが目立ち、商業地は各都県いずれも回復基調にあるものの、都県間の差は拡大した。

 東京都内エリア別の住宅地・商業地・工業地の概況では、地価変動率は都心部(前年同期比8.8%プラス)、南西部(同7.7%プラス)、北東部(同7 .4%プラス)、多摩地区(同3.7%プラス)と全域でプラスに。地価指数は都心部80.8、南西部97.6、北東部77.4、多摩地区65.5。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆