不動産ニュース / 開発・分譲

2019/11/1

Hareza池袋、ホール棟が開業/東京建物

「東京建物Brillia HALL」が入るHareza池袋のホール棟

 東京建物(株)と(株)サンケイビルは1日、「Hareza池袋」(東京都豊島区)のホール棟を先行開業した。

 「Hareza池袋」は、両社が豊島区と共に豊島区庁舎跡地および豊島公会堂跡地で進めてきた大規模再開発プロジェクト。2社が共同事業「(仮称)豊島プロジェクト)として開発する「オフィス棟Hareza Tower」(旧本庁舎)と「ホール棟」(旧公会堂)、豊島区が整備する「新区民センター」「中池袋公園」で構成する。

 ホール棟は、敷地面積約2,983平方メートル。鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄筋コンクリート造地上8階地下1階建て。延床面積約1万700平方メートル。2~8階が3層1,300席の多目的ホール「東京建物Brillia HALL」。1階には、(株)ポニーキャニオンが運営するライブ劇場「harevutai」、(株)ドワンゴが運営するスタジオ「ハレスタ」等が出店。エントランス部分には、中池袋公園と一体感のある空間として「パークプラザ」も設けた。

 オープニング記者発表会で挨拶した豊島区長の高野之夫氏は、「日本一のホールにしたいという思いで、75の改善案をクリアし、宝塚歌劇が公演できるレベルの『東京建物Brillia HALL』を開業することができた。質の高さをご評価いただき、すでに3年先まで予定が埋まっている」などと抱負を述べた。

 東京建物代表取締役社長執行役員の野村 均氏は、「来年5月に最新鋭オフィスビルHareza Towerが竣工し、新たなビジネス拠点としての機能を加え、7月にグランドオープンする。引き続き豊島区と連携しながら官民一丸となって事業を推進していきたい」などと述べた。サンケイビル代表取締役社長CEOの飯島一暢氏は、「メディアグループに属するディベロッパーとして、グループの総力を挙げ、まちの賑やかしに取り組んでいる。微力ながら文化発信を担っていければ」などとコメントした。

 なお同日、「としま区民センター」、「中池袋公園」も開業。「オフィス棟」も含めたグランドオープンは、2020年7月の予定。

発表会には斎藤 司さん(トレンディエンジェル)、ゆりやんレトリィバァさんらがゲストとして出席し、場を盛り上げた
左から3番目より東京建物・野村社長、高野区長、サンケイビル・飯島社長

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