不動産ニュース / IT・情報サービス

2019/12/24

「スマート申込」が全保連とシステム連携

サービス拡充の概要

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は24日、賃貸物件の入居申し込みをWeb上で行なえる「スマート申込」と、家賃債務保証事業を展開する全保連(株)とのAPIによるシステム連携を開始すると発表した。

 今回の連携により、「スマート申込」を導入している不動産管理会社は、全保連への保証審査申し込みや審査結果の確認をWeb上で行なうことが可能となり、入居申込受付から審査結果確認・通知までを一気通貫で実施できる。

 不動産管理会社は、家賃債務保証会社にFAX・郵送する手間が削減され、ペーパーレス化と業務効率アップにつながるほか、記入漏れが防止できるため不備確認にかかる業務も軽減できる。家賃債務保証会社とリアルタイムで情報をやり取りできるため、入居申し込みから審査開始までのリードタイムの短縮にもつながる。入居申込者も、審査結果を確認するまでの時間が短くなり、スムーズに入居手続きを行なうことが可能となる。

 今後は、2020年4月の民法改正を見据え、増加が予想される家賃債務保証会社とのやり取りにかかる業務の軽減を目指し、家賃債務保証会社とのAPI連携を順次行なっていく予定。

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家賃債務保証

住宅の賃貸借契約に当たって、家賃債務を担保するために求められる保証をいう。 連帯保証人を立てる方法が一般的であるが、それに代わって、家賃滞納の場合に一時的に立替え払いするサービス(家賃債務保証サービス)が活用されることもある。

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