
(一社)全国住宅産業協会は7日、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)で新年賀会を開催。会員や国会議員、関連団体役員など1,000人以上が参加した。
冒頭挨拶した同協会会長の馬場研治氏は「高齢化や人口減少、老朽化について、住宅業界も本格的に対処していかねばならない」と課題を示した上で、「都市インフラや住宅の老朽化、空き家の増加等の問題に対して、当協会の特徴である“多様性”を生かして、協会一丸となって取り組んでいく」と述べた。
続いて来賓として挨拶した青木一彦国土交通副大臣は、「業界では、空き家の除却、利活用、老朽化マンションの適切な維持管理の促進と再生、既存住宅流通、リフォーム市場の活性化など住宅市場の喫緊の課題について一層の取り組みが求められる。住宅指針の基本となる住生活基本計画の見直しについては、馬場会長にもご参加いただき審議会での議論を進めている。令和の時代にふさわしい計画となるよう、しっかり検討を進めていく」などと述べた。