不動産ニュース / イベント・セミナー

2020/1/8

都市の持続可能性、国際競争力向上を推進

「少子高齢化やデジタルシフト等、変化する時代に合わせた都市開発を進めていく」などと話す不動産協会菰田理事長

 (一社)不動産協会と(一社)不動産流通経営協会(FRK)は8日、ホテルオークラ東京(東京都港区)にて合同の新年賀詞交歓会を開催した。

 主催者を代表して挨拶に立った不動産協会理事長の菰田正信氏は「少子高齢化やデジタルシフトの影響で、都市のあり方も変わってきている。まちづくりを通してさまざまな社会課題を解決し、都市の持続可能性、国際競争力を高めることがわれわれの使命。多発する自然災害に備えた防災性能の向上や、既存ストックの活用、良質な新規ストックの生産等にも注力し、国民の暮らしを豊かにするまちづくりを進めていく」とコメントした。

 乾杯の挨拶に立ったFRK理事長の山代裕彦氏は、「今年、当協会は50周年を迎える。既存住宅流通マーケットの透明性、安全性の向上に向けて、不動産情報の公開、個人情報の取り扱い、マンション管理に係る適正な情報の開示・評価の手法のの確率が重要になってくる。関係団体とともに、消費者ニーズに沿った不動産流通市場を形成していきたい」などと述べた。

「今年は50周年の年。関係団体と共に、既存住宅流通の透明性・安全性の向上に向けて取り組む」と話すFRK山代理事長

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