不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/1/22

19年度上期の競売物件、開札・落札とも減少

 (株)三友システムアプレイザルは22日、2019年度上期(19年4~9月)競売物件の分析調査結果を公表した。東京・横浜・さいたま・千葉各地方裁判所において、競売物件の開札および落札動向に関し分析したもの。

 開札件数は、東京675件(前期比8.3%減)、横浜610件(同13.0%減)、さいたま513件(同14.4%減)、千葉484件(同10.4%減)と、4地裁いずれも減少。4地裁計は2,282件(同11.4%減)、08年度以降では最小件数となり、ピーク(09年上期:8,154件)の3割弱(28.0%)の水準にある。種類別では、東京は「マンション」(55%)が多く、さいたまと千葉は「土地付建物」(60%強)が多かった。先行数値である配当要求終期公告件数は、減少傾向が続いており、開札件数は当面減少ないし横ばいが続くと予想している。

 落札件数についても開札件数の減少を受け、東京535件(同12.4%減)、横浜465件(同9.5%減)、さいたま401件(同16.5%減)、千葉363件(同13.6%減)と、4地裁いずれも減少。4地裁計は1,764件(同12.9%減)、ピーク(09年下期:6,121件)の3割弱(28.8%)の水準。落札件数率は89.4%(同3.0ポイント低下)で、10年ぶりに80%台となった。落札価額は358億円(同32.0%減)、高額物件の減少により、08年度以降のピーク(1,483億円)に対し4分の1の水準。

 4地裁合計の応札者数は、1万4,071人(同19.9%減)で、08年度以降の最小人数。1件当たりの平均応札者数は8.0人(前期8.7人、前々期9.6人)で、低下が続いている。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

競売

債権者が裁判所を通じて、債務者の財産(不動産)を競りにかけて、最高価格の申出人に対して売却し、その売却代金によって債務の弁済を受けるという制度のこと。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2020年3月号
不動産実務に役立つ情報満載です!

日々の業務フローでICTを積極的に活用、業務効率化や集客力アップにつなげている事業者を取材!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムック防災・復興ハンドブック<改訂版>

自然災害に備えて!手元に常備しておきたい一冊

価格: 500円+税(送料サービス)

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 900円+税(送料サービス)

お知らせ

2020/2/25

「記者の目」更新しました!

分譲マンションにも『働き方改革』の波」配信しました。
近年、「ワークスペース」をウリにした新築マンションが増えてきているのをご存じだろうか。その背景には、共働き世帯の増加や、テレワーク、副業など多様な働き方の定着がある。今回、郊外型・都市型マンションそれぞれで、ワークスペースを設けたマンションを紹介。その工夫と特徴をレポートする。