不動産ニュース / イベント・セミナー

2020/1/22

業務拡充等で不動産鑑定士の持続的発展を/鑑定協

「高い実務能力と広い知見を備えた専門家・実務家として、社会的使命を果たしていきたい」と話す吉村会長

 (公社)日本不動産鑑定士協会連合会は22日、東海大学校友会館(東京都千代田区)で新年賀詞交歓会を開催。国土交通大臣政務官(参議院議員)・和田政宗氏や不動産鑑定士制度推進議員連盟会長(衆議院議員)・石原伸晃氏をはじめとした来賓が多数集まった。

 同会会長の吉村真行氏は「人口減少、少子高齢化、所有者不明土地や空き家問題、大災害の発生などさまざまな課題に直面する中、われわれ不動産鑑定士は、高い実務能力と広い知見を備えた専門家・実務家として、社会的使命を果たしていきたい。不動産鑑定士が持続的に発展していくためには、業務拡充、人材育成、地位向上が重要になる」などと挨拶。住家被害認定調査等の災害時の被災地支援や住宅ファイル制度等の既存住宅流通活性化に向けた取り組みに注力する方針。

 来賓として挨拶した(公社)全国宅地建物取引業協会連合会会長の坂本 久氏は「昨年発表された不動産業ビジョンでは、不動産最適活用が重要であるとされた。不動産鑑定士の皆さんと共に、空き家や所有者不明土地といったストックの有効活用に取り組んでいきたい」と話した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。