不動産ニュース / 開発・分譲

2020/1/30

東京・四谷の複合施設が竣工

「コモレ四谷」オフィス棟の外観

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は、「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」の施設建築物「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」を31日に竣工する。

 同事業は、UR都市機構と、事業パートナーである三菱地所(株)、同社と阪急阪神不動産(株)、太陽生命保険(株)が出資する第5メック都市開発特定目的会社および地権者で構成する四谷駅前地区再開発協議会が進めてきた。

 JR・東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩1分、地区面積は約2.4ha。複合施設と複数の広場等で構成する再開発プロジェクト。まちびらきは今夏を予定する。総事業費は約840億円。

 今回竣工した「コモレ四谷」は、その中核となる複合施設で、敷地面積約1万7,900平方メートル、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造鉄筋コンクリート造地上31階地下3階建てで、延床面積は約13万9,600平方メートル。

 オフィス棟「YOTSUYA TOWER(四谷タワー)」と商業ゾーン「CO・MO・RE Mall(コモレモール)」、分譲住宅「ザ・レジデンス四谷アベニュー」「ザ・レジデンス四谷ガーデン」(総戸数計60戸)、教育施設「四ツ谷グローバル スタディスクエア」、スポーツ・文化施設「四谷スポーツスクエア」「四谷クルーセ」で構成。オフィス棟は、フロア天井高2,800mmを確保、フロア面積約2,000平方メートルは四谷エリアで希少なサイズとなる。先進の制振構造を採用し、安全性を高めたほか、非常時にも専用部に電力供給が可能であるなど、さまざまなテナントのBCP対策を施した。すでに全フロアでテナントが決定済み。

 商業ゾーンでは、食品スーパーやドラッグストア、コンビニエンスストアだけでなく、クリニックや携帯キャリアショップなど、幅広いジャンルの39店舗を誘致し、地域の生活利便性を引き上げる。店舗は2月から順次開業予定で、まちびらきする今夏には全店開業予定。

 住宅は、敷地南西型に「アベニュー」、北東側に「ガーデン」を配置。従前権利者住宅として提供されるほか、一部住戸は三菱地所レジデンス(株)と西松建設(株)が共同で分譲する。

 教育施設には、「日米会話学院」などが入居し、社会人対象の英語教育や外国人対象の日本語教育を実施していくほか、周辺住民を対象とした生涯学習講座なども提供する予定。また、公益施設として整備するスポーツ・文化施設は、地域に開放し、地域の賑わいに貢献する。

 このほか、地区内には約3,300平方メートルにおよぶ「コモレビの広場」など、複数の広場空間約5,000平方メートルを設けてにぎわいを創出。周辺の景観への配慮として、広場や建物低層部は、外濠からの地形を意識して緑の連続性を演出。建物形状も、建物壁面の分節や建物頂部を非対称にするなど、随所に工夫を施した。

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