不動産ニュース / ハウジング

2020/2/21

LIXIL住研、北海道・江別で地域再生PJ

 (株)LIXIL住宅研究所は、省エネ特許や北方型建築設計に関して深い知見を持つ建築ベンチャーであるパッシブホーム(株)(札幌市北区、代表取締役会長兼社長:川多宏也氏)と協働。3月5日から北海道江別市の地域再生・地域開発プロジェクトを開始する。

 パッシブホームは、同市内において商業・オフィス・住宅の3エリアで構成する総合開発プロジェクトを進めており、すでに、商業エリアとして「江別蔦屋書店」を開業・運営している。LIXIL住研は住宅エリアの開発にあたり、参画することになった。プロジェクト開始に合わせてパッシブホームとライセンス契約を締結。同社オリジナルの北方型仕様の商品や、将来的な全国展開を見据えた住宅、持続可能な住宅の開発を進めていく。

 省エネ建築やZEHに関する両社の技術と知見を組み合わせ、さらに有識者や学識者も交えて「北方型仕様パッシブ設計住宅」のモデルハウスを建設する。また、分譲に際しては建築条件を付けて販売していく予定。LIXIL住研では、今回のプロジェクトをきっかけに、同エリアを北海道で同社の技術等を発信する拠点にする。

この記事の用語

ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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