不動産ニュース / ハウジング

2020/3/2

住友林業、新社長に光吉取締役専務

現社長の市川氏(写真左)と新社長となる光吉氏(写真右)

 住友林業(株)は2月28日、新たな代表取締役執行役員社長に、現・取締役専務執行役員住宅・建築事業本部長の光吉敏郎(みつよし・としろう)氏が就任する人事を固めた。現・代表取締役執行役員社長の市川 晃氏は代表権を持つ会長に、現・代表取締役会長の矢野 龍氏は取締役相談役となる。4月1日付。

 光吉氏は、1962年生まれ。85年に同社に入社し、2008年に海外事業本部海外開発部長、14年に常務執行役員住宅事業本部副本部長を務め、翌年住友林業ホームテック(株)代表取締役社長に就任。18年から現職。

 3月2日には両氏が記者会見し、市川氏は光吉氏について「国際感覚、バランス感覚に優れ、非常にフェアで取引先や社内での信頼が厚い。これからの時代の変化にしっかり対応していけると思う」と話した。また、自身が代表取締役社長を務めた10年間を振り返り「売上高・利益ともに全体として右肩上がりに成長できた」と述べた上で、「さらなる成長のため、全社一体となって事業に取り組んでいく」と語った。

 光吉氏は、「初めて海外事業を担当したときも、市川社長からバトンを受け取る形だった。住宅業界は合理化が進んできた。今後も事業環境の変化に柔軟に対応していきたい」と挨拶。また、直近の課題として、現場の職人不足に対応すべく、プレカットやIoTを活用した事業の合理化・競争力アップを図っていくほか、木造建築の高層化への技術開発に注力していくとした。

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