不動産ニュース / 開発・分譲

2026/4/30

地所、フレキシブルリビング事業を海外展開

 三菱地所(株)は30日、フレキシブルリビング事業を統括管理する完全子会社のFL Japan Holdings(株)を通じ、シンガポール・香港で同事業を展開するHabyt Pte. Ltd社の全株式を取得したと発表。アジア太平洋地域(シンガポール・香港)へ事業エリアを拡大するとともに、フレキシブルリビング領域におけるグローバルなプラットフォームの確立を目指す。

 フレキシブルリビングとは、従来の賃貸住宅とは異なり、柔軟な契約期間や家具家電・Wi-Fi等の装備、デジタル化された住体験やコミュニティイベントを含め、多様なサービスを提供する新しい住まいの形態のこと。短期から中期の滞在需要に応える。

 Habyt Pte. Ltd社は、2016年にシンガポールでHmlet Pte. Ltd社として創業。22年にHabyt GmbH社の完全子会社となり、現在はシンガポール・香港にて計1,061室のフレキシブルリビングを運営している。

 三菱地所は、19年に旧Hmlet Pte. Ltd社と共に合弁会社Hmlet Japan(株)を設立し、日本においてフレキシブルリビング事業を展開。26年4月時点で「Hmlet」「Blueground」の2ブランドで計1,866室を運営している。今回の買収により、人材・運営基盤を強化。また、「Hmlet」ブランドのデジタルプラットフォームにHabyt Pte. Ltd社が有する物件情報を集約し、価格設定の最適化や入居手続きの自動化、利便性の高いメンバー体験の向上を実現する。

 26年度末にはFL Japan Holdings全体で、約3,500室のフレキシブルリビングの運営を予定。30年度以降は毎年5,000室規模の新規供給を図り、35年度には国内外で3万5,000室を運営、営業利益100億円超を目指すとしている。

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