不動産ニュース / 開発・分譲

2020/3/3

EV内の防災キャビネットを標準装備に

「防災キャビネット」

 阪急阪神不動産(株)は2日、同社の新築分譲マンション「ジオ」シリーズのエレベーター内に、「防災キャビネット」を標準装備すると発表した。

 2018年の大阪北部地震により近畿圏ではエレベーターの閉じ込め等が多発、救出までに相当の時間を要したケースもあったことから、設置を決めた。「防災キャビネット」には、保存水、紙コップ、LEDランタン、トイレシート、非常用クッキー等を収納。万が一閉じ込めが発生した場合も、健康状態を損なうことなく救出を待てる環境をつくった。

 3月以降に竣工する「ジオ」シリーズ全物件に導入する。第1号物件は、20年3月下旬入居開始予定の「ジオ茨木西中条」(大阪府茨木市、総戸数47戸)。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。