不動産ニュース / 政策・制度

2020/3/11

住宅ストック維持・向上に取り組む事業を募集

 国土交通省は10日、2020年度「住宅ストック維持・向上促進事業」の募集を開始した。

 既存住宅・リフォーム市場の健全な発展に向け、住宅市場において良質な住宅ストックが適正に評価され、消費者の住生活に関するニーズに対応できるよう環境の整備に取り組む事業者を支援する。良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業などを募集する。

 良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業は、関係主体が連携した協議会を行なう、良質な住宅ストックの維持向上、評価、流通、金融等の一体的な仕組みの開発や周知、仕組みの試行を支援する事業。「安心R住宅」を対象とした取り組みについても特別枠を設定し、優先的に支援を行なう。今年度は、賃貸化やスケルトン・インフィルの分離等、既存戸建住宅の流通活性化・住み替えの促進に資する仕組みや、既存住宅の検査の合理化等、事業者の生産性に資する仕組みなどを重点的に募集する。

 募集締め切り、審査方法は事業ごとに異なる。詳細は国土交通省のサイトを参照。採択事業の公表は、5月中旬を目途に、国土交通省より応募者に審査結果を通知するとともにホームページにて行なう。

この記事の用語

既存住宅

居住に供されているまたは供されたことのある住宅。「中古住宅」も同義。

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