（株）東京カンテイは17日、2020年2月の三大都市圏分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。
首都圏の平均賃料は2,978円（前月比3.6％上昇）と再び上昇。直近1年間での最高値を更新した。東京都の事例シェア拡大と首都圏全域での強含みが要因。都県別では、東京都が3,591円（同2.1％上昇）、神奈川県2,176円(同4.2％上昇)、埼玉県1,692円(同1.9％上昇)、千葉県が1,657円（同4.0％上昇）と、全面上昇した。
近畿圏は主要エリアが強含んだ影響で、1,867円（同0.6％上昇）と5ヵ月ぶりの上昇。大阪府は2,118円（同1.8％上昇）。兵庫県は1,679円（同0.5％上昇）。
中部圏は1,762円（同3.7％上昇）、愛知県も1,820円（同3.8％上昇）と、19年7月以来揃って上昇した。
