不動産ニュース / 開発・分譲

2020/4/7

和歌山駅前の再開発複合施設、「A TOWER」に

「A TOWER」外観

 旭化成不動産レジデンス(株)は、特定事業参加者として参画する「和歌山都市計画友田町四丁目地区第一種市街地再開発事業」を2月27日に竣工。6日、開発した複合施設の名称を「A TOWER(エイタワー)」(和歌山市友田町)に決定したと発表した。

 同施設は、JR阪和線他「和歌山」駅徒歩4分、和歌山電鉄貴志川線「和歌山」駅徒歩4分に位置。敷地面積約2,881平方メートル、延床面積約2万4,366平方メートル、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上20階建て。

 1階に食品スーパーやカフェを誘致。2階はクリニックモールとし、3~6階は、高齢化を見据えて一体開発した病院「医療法人博文会(児玉病院)」が入居する。

 7~20階は分譲マンション「アトラスタワー和歌山」(総戸数98戸)となっており、2018年10月から販売を行ない、20年3月29日に引き渡しを開始した。販売戸数は96戸で、95戸が契約済み。住戸の専有面積は56.73~142.11平方メートル、間取りは2LDK~4LDK+N(3LDK)。販売価格は約2,915万~1億3,201万円で、最多販売価格は3,600万円台、4,000万円台。購入者の属性は、50歳以上が6割超を占め、在住エリアは和歌山市内が約7割。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。