不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/4/16

首都圏分譲マンション賃料、2ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは16日、2020年3月の三大都市圏分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 首都圏の平均賃料は3,050円(前月比2.4%上昇)と2ヵ月連続で上昇。平均築年数の若返りの影響から、3,000円の大台に達した。都県別では、東京都が3,668円(同2.1%上昇)、神奈川県が2,287円(同5.1%上昇)、埼玉県が1,746円(同3.2%上昇)と、平均築年数の若返りに比例する形で上昇率が大きくなった。千葉県も1,675円(同1.1%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。

 近畿圏は1,907円(同2.1%上昇)と6ヵ月ぶりに1,900円台に回復。大阪府は2,150円(同1.5%上昇)、兵庫県は1,679円(同変動なし)。

 中部圏は1,756円(同0.3%下落)、愛知県も1,799円(同1.2%下落)と、ともに弱含んだ。

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賃料

賃貸借契約によって賃借人が支払う対価をいう。特約がない限り後払いである。また、地代・家賃については、事情変更による増減請求権が認められている。 なお、借主が実質的に負担するのは、賃料に保証金、預かり金等の運用益を加えた額(実質賃料)である。また、共益費など賃料以外の負担を求められることも多い。

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