不動産ニュース / 開発・分譲

2020/4/22

埼玉・北本市に小・中規模対応の物流施設

「GLP北本」完成予想パース

 日本GLP(株)は21日に「GLP北本」(埼玉県北本市)の起工式を挙行、5月に着工すると発表した。

 都心から約40km圏内、圏央道「桶川加納IC」から約2.7km、「桶川北本IC」から約4.9kmで、東北自動車道、関越自動車道双方へのアクセスに優れ、国道17号線までも約1kmに位置する。JR高崎線「北本」駅からは2.9km、「桶川」駅からは約2.3kmと住宅エリアからも至近で、雇用確保にも有利な環境。

 敷地面積約2万5,000平方メートル、鉄骨造地上4階建て、延床面積5万5,000平方メートル。小・中規模スペースへのニーズが高いことから、最小区画面積を約1,200坪に設定。最大8カスタマーの入居を可能にするマルチテナント型施設を開発する。また各分割区画に垂直搬送機・荷物用エレベーターを標準設置し、縦搬送能力を強化。さらに2階へのスロープを用いたアクセスにより、1~4階・2~3階での効率的なオペレーションを可能にした。
 1階は両面バース、2階は片面バース構造とし、通過型・在庫型の両方の物流センターのニーズに応える。

 竣工は2021年6月。すでに全賃貸面積の約4割に商社の入居が決定している。 

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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