不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/4/22

住宅、新築希望意向が約7割

 (株)リクルート住まいカンパニーは22日、「住宅購入・建築検討者」調査の結果を発表した。首都圏、東海圏、関西圏、および札幌市、仙台市、広島市、福岡市に在住する20~69歳の男女が調査対象。2012年以来毎年調査をしているものだが、今回は調査精度の向上を目的に対象者を拡大。従前は過去3ヵ月以内に住宅の購入・建築・リフォームについて検索、検討、契約などを行なった人を対象としていたのを、今回から期間を1年以内に拡大した。

 購入検討状況については、「初めての購入、建築」が74.4%でトップ。次いで「買い替え」(16.6%)、「買い増し」(7.8%)に。検討のきっかけは、「結婚」(17.8%)、「第一子出生」(14.6%)、「自身/配偶者の転勤」(10.5%)の順となった。

 新築・既存(中古)の意向では、「絶対新築」「どちらかといえば新築」を合わせると68.8%と多数を占めたのに対し、「絶対既存」「どちらかといえば既存」は8.6%にとどまった。エリア別に見ると、「新築派」率が高いのは東海圏(79.8%)で、「既存派」率が高いのは札幌市(14.0%)であった。

 新居で解決したかった元の住まいの課題を聞いたところ、トップは「資産性がなく住宅費がもったいない」(20.2%)、「住戸が狭い(専有面積)」(19.1%)、「間取りがよくない」(18.7%)がトップ3を占めた。

 なお、「住まいの買いどき」と感じている人は54.4%で、エリア別に見ると東海(66.2%)が最も高かった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

注文住宅

自ら工事を発注して建築する住宅。一般に戸建て住宅であって、デザイン、間取りなどを自分で決めることができるほか、建築途上で設計を変更するなど、建築過程に関与することができる。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。