不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/5/14

19年度の東京都住宅着工、2年ぶりに減少

 東京都は13日、2019年度の新設住宅着工を発表。同時に、2020年3月の新設住宅着工も公表した。

 19年度の新設住宅着工戸数は13万5,619戸(前年度比8.6%減)となり、2年ぶりの減少。

 利用関係別では、持家は1万5,748戸(同2.3%減)、貸家は6万4,352戸(同11.7%減)、分譲住宅は5万4,413戸(同6.7%減)。分譲住宅のうち、マンションは3万4,833戸(同8.0%減)、一戸建ては1万9,097戸(同3.8%減)となった。いずれも2年ぶりの減少だった。

 地域別では、都心3区が8,178戸(同13.8%減)、都心10区は3万7,633戸(同4.8%減)、区部全体では10万8,703戸(同5.2%減)、市部は2万6,468戸(同20.8%減)と、いずれも2年ぶりに減少に転じた。

 20年3月の新設住宅着工戸数は1万2,358戸(前年同月比19.2%減)で2ヵ月連続の減少。

 利用関係別では、持家が1,386戸(同2.9%増)で3ヵ月ぶりに増加。貸家は5,735戸(同6.3%減)で2ヵ月連続の増加。分譲住宅は5,052戸(同35.2%減)で2ヵ月ぶりに減少した。分譲住宅のうち、マンションは3,393戸(同45.1%減)、一戸建ては1,590戸(同1.6%増)。一戸建ては8ヵ月ぶりの増加だった。

 地域別では、都心3区が804戸(同76.9%減)、都心10区が3,491戸(同46.3%減)、区部全体9,941戸(同19.0%減)、市部は2,398戸(同19.8%減)。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。