不動産ニュース / 開発・分譲

2020/6/10

「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」商業施設が11日開業

東京の人気店26店舗を誘致した「虎ノ門横丁」イメージ

 森ビル(株)は11日、1月に竣工した複合ビル「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」(東京都港区)の商業施設を開業する。

 同ビルは、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅・銀座線「虎ノ門」駅と地下通路で連結。敷地面積約1万65平方メートル、延床面積約17万2,925平方メートル。鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上36階地下3階建て。うち5~36階がオフィスフロア。

 施設面積約7,600平方メートルの商業フロア(地下1階~地上3階)は、全59店舗(物販7店舗、食物販6店舗、飲食46店舗)が出店。3階には、これまで多店舗展開をしていなかった東京の人気店26店舗を誘致した「虎ノ門横丁」を開設する。東京の島焼酎と青梅の名水を原料としたクラフトジン蒸留所や、ワインを購入すればBYO(BringYourOwn)スタイルで、名店の味とお酒を楽める「虎ノ門横丁セラー(HANDPICKINGWINE)」も設置した。
 新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、フィジカルディスタンスに配慮した座席配置や、「LINE」による入場制限時の整理券発行、持ち帰りメニューのモバイルオーダー、入店の順番待ち機能などに取り組む。施設内人数が一定以上に達した際はアラートを発信する。

 また、地下1階には、高品質スーパーマーケット「福島屋」が、1階には和菓子やスイーツ、ワインなど手土産向きの物販店などが出店する。

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