不動産ニュース / その他

2020/7/3

三重・桑名市と災害協定/大和ハ、東急不他

 大和ハウス工業(株)は3日、桑名市、東急不動産(株)、桑名開発特定目的会社(大和ハウス工業、東急不動産、日立キャピタル(株)、(株)ecoプロパティーズによる共同出資会社)と、「地震等の災害発生時における市民生活の支援に関する協定」を締結した。

 同目的会社が開発・運営する物流施設「桑名ロジスティクスセンター」(三重県桑名市)を、地震等の災害発生時に支援物資の一時保管や集積場所として活用することが目的。

 同施設は、東名阪自動車道「桑名東IC」および「桑名IC」より車で約10分に立地。鉄骨鉄筋コンクリート造および鉄骨造地上6階建て、敷地面積7万253.35平方メートル、延床面積15万8,033.52平方メートル。

 協定内容は、共用部分(カフェテリア・トイレ等)の避難場所としての提供や、敷地における集積場所の運営支援(物資の受入、仕分、保管在庫管理、出庫等)、駐車場施設としての提供など。

 大和ハウス工業は同協定を通じて、災害発生時における市民の安全、安定した生活の維持を支援することで地域に貢献していく。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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