
日本GLP(株)はこのほど、マルチテナント型物流施設「GLP岡山総社III」(岡山県総社市)の開発を発表した。
両備ホールディングス(株)が開発・造成した「岡山総社IC流通センター」内に立地。岡山自動車道「岡山総社IC」に至近、かつ山陽自動車道へのアクセスも良好なため、近畿、中国、四国、九州といった広域配送に適する。現在満床稼働中の「GLP岡山総社I」、「GLP岡山総社II」に次ぐ3棟目のプロジェクト。
敷地面積2万1,000平方メートル、鉄骨造地上3階建て。延床面積3万2,000平方メートル。最大4テナントの入居が可能。ニーズに応じて2層使いもできるフロアオペレーションを実現する。また、床の耐荷重強化や荷物用エレベーターの搬送能力向上、バースの拡張といった10以上のオプションを用意しており、テナントが個別ニーズに合わせてカスタマイズすることで、施設スペックを向上させることができる。
就労環境向上に向けて、庫内で働く人トラックドライバーが利用できるコンテナを用いた休憩スペースを屋外に設置し、アメニティの充実も図る。
着工は2021年5月、竣工は22年3月の予定。
