不動産ニュース / 開発・分譲

2020/7/20

横浜・幸浦にマルチテナント型物流施設

「ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター1」完成イメージ

 ESR(株)はのこほど、マルチテナント型物流施設「ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター1」(横浜市金沢区)に着工した。

 開発地は、首都高速道路湾岸線「幸浦IC」から1km、横浜港から15km、羽田空港から30km、東京都心まで45kmとeコマース、輸出入を伴う工業製品の高いニーズに対応できる希少な立地。横浜シーサイドライン「並木北」駅徒歩9分と通勤利便性も高く、雇用確保の面でも優位性が高い。

 敷地面積9万280平方メートル、プレキャスト鉄筋コンクリート造、地上4階建て。延床面積は19万5,270平方メートル。特別高圧電力を供給し、ロボティクス、マテハン、ハイスペックなシステム導入など、多様なニーズに対応する。

 また働く人たちにとっての快適な環境整備へ、休憩ラウンジを4階に用意し、併設するショップは夜間は無人売店システムとすることで、24時間365日利用できるシステムを導入する。屋上にはバーベキューも楽しめるスカイデッキを、1階には託児所を用意。その他ドライバー向けの休憩室やシャワー室、多目的スペースも設置する計画。

 竣工は2022年1月末の予定。なお、敷地内には2棟の物流施設を開設予定で、第2期は21年6月着工、23年1月の竣工予定。2棟の総投資額は約1,000億円を見込む。

4階の休憩ラウンジの完成予想図
屋上のスカイデッキの完成予想図

この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。