不動産ニュース / 開発・分譲

2020/8/7

アパ、両国に都内最多客室のホテル

「アパホテル&リゾート<両国駅タワー>」外観
ラグジュアリーツインルーム。となりのデラックスツインルームとつなげ、スイートルームとしても提供する

 アパホテル(株)は7日、「アパホテル&リゾート<両国駅タワー>」(東京都墨田区、客室1,111室)を開業した。同社が手掛ける都内のホテルで最多客室となる。

 JR総武線「両国」駅から徒歩3分、都営大江戸線「両国」駅徒歩4分に立地。周辺には「両国国技館」、「江戸東京博物館」等の観光名所が集積する。建物は鉄骨造地上31階地下2階建て。

 付帯施設は、大浴場のほか、屋外展望プールやフィットネスを用意。レストランも、直営レストラン「ラ・ベランダ」に加え、最上階では鉄板焼き「THE 七海」も出店する。

 客室は、シングルルーム(専有面積11平方メートル、1室当たり1万8,000円~)を中心に、トリプルルーム(20平方メートル、4万5,000円~)、ラグジュアリーツインルーム(37平方メートル、8万円~)等11タイプを用意した。

 同日会見したアパグループ代表の元谷 外志雄氏は、「このホテルは東京まで10分、新宿まで20分と、ビジネス街へのアクセスも良い。加えて、観光需要も期待できる立地だ。新型コロナウイルス感染症の影響でオリンピックも先延ばしになり宿泊需要が低迷しているが、一過性の需要ではなく、50年先までニーズが続くホテルであるため、問題ない」と話した。

 アパホテル社長の元谷 芙美子氏は、「これまで、ホテルは目的地に合わせて選ばれるものだったが、コロナ禍においては、用事が無くても泊まりたいホテルが生き残れる。このホテルは高級鉄板料理店、プールなど施設が充実しており、需要に期待がもてる」とコメント。また、開業まで新型コロナウイルス感染症の宿泊療養施設として東京都に1棟貸ししていたことに触れ、「その際は地域の方が3,000羽の折り鶴を折ってホテルに寄贈してくださり、大きな愛情とホテルに対する期待を感じた。そうした思いに応えられるような営業をしていきたい」と話した。

屋外展望プール

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