不動産ニュース / その他

2020/8/19

感染症対策へ、商業施設に完全個室授乳室

「mamaro」利用例

 三井不動産(株)は19日、運営する商業施設への完全個室のベビーケアルーム導入を加速させると発表した。

 設置しているのは、Trim(株)(横浜市中区、代表取締役社長:長谷川 裕介氏)が開発・販売している「mamaro」。授乳、おむつ替えなどに利用できる設置型授乳室で、鍵がかかる完全個室でありながら、天井部を70%以上開口することで「密閉」空間としないよう工夫している。また設置場所を分散できるため「密集」を防ぎ、また2組以上が同時に利用できない空間とし「密接」も防止するなど、感染症対策にも配慮している。

 同社ではこれまで、9施設に計21台の「mamaro」を導入しており、今後も随時設置を進めていく。さらに、「mamaro」内部に搭載したモニタで子育てファミリー世代に役立つコンテンツ配信も行なうなど、利用者に対してより利便性の高いサービスを提供していく計画。

ラゾーナ川崎プラザに設置された「mamaro」

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