不動産ニュース / 開発・分譲

2020/9/7

混ざり合い、絡み合うまちを表現した外装に

外観イメージ

 神六再開発(株)(東京都渋谷区、社長:小澤広倫氏)と、権利者および特定事業参加者の東急不動産(株)は7日、「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」(東京都渋谷区)の外装・屋上デザインを決定した。

 同事業は、表参道と明治通りが交差する神宮前交差点の南西角に位置する。地上10階地下2階建ての店舗、公共施設等の複合施設を開発する。敷地面積約3,085平方メートル、延床面積約1万9,930平方メートル。立地特性に相応しい商業拠点等を整備してにぎわいを形成するとともに、安全な歩行者空間の形成、周辺住環境に配慮した再開発を行ない、原宿・表参道エリアのさらなる魅力向上を目指す。

 2つのエリアを設け、ガラスの外装は、凹凸面の「umi」エリアでは、季節ごとに移りゆくまち並みや空、人、緑など、「まち」の姿をガラス面に映し込む。フラット面の「shima」エリアは、建物内部の「みせ」が発信するにぎわい、新しいものづくりや体験の場を発信する。ガラスファサードは、熱負荷低減に効果のあるガラスを採用。現代的でシャープなデザイン性だけではなく、環境にも配慮したデザインを目指す。

 着工は2020年11月、竣工は22年度の予定。

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市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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