不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/9/10

地所HN、リテール仲介営業手法をDXで刷新

「Cube i 有楽町」内観

 三菱地所ハウスネット(株)は10日、新有楽町ビル(東京都千代田区)に店舗を構える有楽町営業所を、DX戦略拠点「Cube i(キューブアイ)有楽町」としてリニューアルオープンした。

 営業手法等の刷新により、リテール仲介領域におけるこれまでにない顧客体験(CX)を目指し、DX拠点の新ブランド「Cube i」を設立。

 施設内に設置した不動産体験空間「ホワイトキューブ」は、6面すべて白い部屋の壁・床4面に対し、高性能のプロジェクターを用いてさまざまな映像を投影できる。実際に販売されている住戸の360°画像を映し出すことにより、現地に行かず住戸内覧や周辺環境を体験することが可能。

 また、各チームにデータアナリストを配置し、これまでに蓄積されたビッグデータの分析を実施。データアナリストのチーム制により、マーケットの可視化、的確な判断材料の提供、最適な提案を行なう。オンラインでの相談や内覧、IT重説にも対応。電子契約や、事前のやり取りによる非対面での決済方法も導入する。

 今後は、同拠点で行なわれた有用な施策を、同社の他店舗に順次展開していく予定。

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