不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/9/29

首都圏新築戸建て、価格は微増/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社ネットワークにおける2020年8月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は3,934万円(前月比0.3%上昇)。エリア別では、東京23区5,552万円(同0.4%上昇)、東京都下3,975万円(同0.1%下落)、横浜市・川崎市4,302万円(同0.3%上昇)、神奈川県他3,747万円(同0.9%上昇)、さいたま市3,678万円(同0.1%上昇)埼玉県他3,162万円(同0.1%上昇)、千葉県西部3,492万円(同0.8%上昇)、千葉県他2,895万円(同1.0%上昇)となった。千葉県は全エリアで2017年1月以降の最高額を更新した。
 東京都、神奈川県は前年同月比マイナス、埼玉県・千葉県は同プラスと二分している。最も上昇率が大きかったのは千葉県他の前年同月比6.2%上昇だった。

 既存マンション平均成約価格は3,145万円(前月比0.5%上昇)。東京23区は4,166万円(同0.7%上昇)と、3ヵ月連続で最高額を更新。その他は、東京都下2,589万円(同1.0%下落)、横浜市・川崎市2,974万円(同0.2%上昇)、神奈川県他2,342万円(同0.5%上昇)、さいたま市2,550万円(同0.4%上昇)、埼玉県他2,002万円(同0.4%下落)、千葉県西部2,266万円(同0.6%上昇)、千葉県他1,602万円(同1.0%上昇)となった。
 前年同月比で上昇となったのは8エリア中6エリア。最も上昇率が大きかったのは千葉県西部で2.9%上昇。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。