不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/10/5

19年度の主要住宅設備機器市場規模は1.8兆円

 (株)矢野経済研究所は5日、国内住宅設備機器市場の調査結果を公表した。

 主要住宅設備機器(水回り設備、水回り関連設備、省エネ・創エネ設備機器)の市場について、住宅設備機器メーカー、関連団体等に調査した。調査機関は2020年8~9月。

 19年度の市場規模は、1兆8,779億3,000万円(前年度比1.8%増)と推計した。19年10月施行の消費税率引き上げ前の駆け込み需要(上半期)が下半期の反動減や新型コロナウイルス感染症拡大を背景とした需要減を上回ったものと考えられる。

 新型コロナウイルス感染症関連で住宅設備機器の非接触操作需要が上昇。事業者はタッチレス(非接触)水栓の提案を積極的に進めており、鍵の施錠・開錠度リモコン操作で行なえる設備機器等のニーズも期待されるが、顧客訪問の自粛やショールーム・イベント営業の制限、全般的な営業活動の自粛等があることから、20年度の市場規模は1兆7,011億円(同9.4%減)と予測した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。