不動産ニュース / 開発・分譲

2020/10/6

竹芝で大規模マンションの建替事業に着手/東建

建て替え前の「イトーピア浜離宮」
建て替え後のイメージ

 東京建物(株)は9月26日、マンション建替組合と共に進める「イトーピア浜離宮」(東京都港区、総戸数328戸)の建替事業を着工した。

 同事業は、総合設計制度活用後の容積率700%(現在400%)を前提に、「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」による組合施行で進めるもの。同社は2016年4月に事業協力者に選任され、19年11月に権利変換計画が認可された後、今回本体工事の着手に至った。

 同物件は、JR「浜松町」駅徒歩6分、ゆりかもめ「竹芝」駅徒歩2分。敷地面積約2,820平方メートル。建て替え後は、延床面積約2万9,590平方メートル、鉄筋コンクリート造地上32階地下1階建て、総戸数は420戸。住戸は、stadio(スタジオ)タイプ~3LDKまで用意し、多世代の居住ニーズを対応する。都心部における大規模マンション(300戸超)の建替事業としては、先行事例となる。
 総合設計制度を活用することで、敷地内に緑豊かな公開空地を確保したほか、屋上には120平方メートルのテラスも設置する計画。併せて、保育施設も誘致する予定。

 竣工は23年9月の予定。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/10/5

「月刊不動産流通2024年11月号」発売中!

「月刊不動産流通2024年11月号」好評発売中です。

特集は、「働く、集う、楽しむ。“令和的”不動産店舗 」。コロナ禍やDXの推進等も契機となり、私達の働き方は大きく変わりました。そうした中、これまで以上に集まりたいと感じるオフィス・店舗の整備に注力する企業も見られます。今回は、外観や内装のデザインなど趣向を凝らし、ユーザーやスタッフが集いたくなる店舗運営に取り組む不動産会社を取材しました。

実務に役立つ連載コーナーも豊富に掲載しています。noteでの試し読みも♪