東京都住宅供給公社は、公社住宅の入居者向けにDIY提案を行なっていく。
DIYの手引き書や工事基準をあらかじめ渡し、その範囲内で改装してもらう形式。和室に明るい壁紙を貼ったオリジナルの洋室への変更、押し入れを活用したワークスペースの設置などを例として、初心者でも簡単な、壁の塗装や床のシート貼り、棚板の取り付けなどの手法を提案する。一定ルールを守れば原状回復は不要とする。
初弾として多摩ニュータウンの「松が谷住宅」(東京都八王子市、総戸数250戸、1976年築)で提案を開始する。
21年2月には、もう少し高度なDIYプランの提案を他団地にてスタートする計画。