不動産ニュース / その他

2020/10/12

リフォームメニューに制菌施工を追加/阪急阪神不

 阪急阪神不動産(株)は12日、リフォーム事業において、室内の制菌施工の提供を開始すると発表した。

 近年の新築マンションの価格高騰を受け、既存物件を活用しようという意識の高まりと共に、在宅勤務の急速な浸透などにより自宅で過ごす時間が増え、より快適に暮らせる住まいにしたいというリフォームニーズが増えていることに対応するもの。

 制菌施工には、同じ阪急阪神ホールディングス(株)の阪神園芸(株)が取り扱う「デオファクターカーサ」を使用する。高濃度天然ミネラルを主成分とした無色・無臭・透明の液剤を壁や天井に吹き付ける。菌数を減少させる制菌作用のほか、消臭・抗カビ効果や、家具や家電製品にホコリが付きにくくなる防汚効果も得られる。化学薬品不使用でお年寄りや子供、ペットがいる環境でも安心して導入できる点も特徴。

 同社はこれまで、住宅でのウイルス対策ニーズに応えるため、フローリングにおいて抗ウイルス材を用いるなどの対応をしてきた。今回のサービスにより、壁面でも抗ウイルス・制菌効果を得られるほか、モノが直接触れ合うことが少ない壁面に塗布することで、より長く持続する効果も得られ、費用対効果が高まるとしている。

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