不動産ニュース / 開発・分譲

2020/10/15

京都でBTS型物流施設を竣工/ラサール

「AZ-COM Logistics Kyoto」外観

 ラサール不動産投資顧問(株)はこのほど、BTS型物流施設「AZ-COM Logistics Kyoto」(京都府八幡市)を竣工した。

 京滋バイパス「久御山淀」IC、名神高速「大山崎」ICより約2km。敷地面積約2万32平方メートル、延床面積約3万8,314平方メートル、鉄骨造地上4階建て。テナントは、大手3PL事業者の(株)関西丸和ロジスティクス。同社は同施設内に本社機能を移転した。ラサールは、関西丸和ロジスティクスと共同で近畿運輸局より物流総合効率化法に基づき物流総合効率化計画の認定を受け、京都府より開発許可を取得、同施設を開発した。

 1階部分に冷凍冷蔵機能を有し、3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)に対応したオペレーションを可能とした。また、東・南面の2面バースを備え、各階は梁下有効高さ5.5m、床荷重を1.5t/平方メートル確保し、垂直搬送機と荷物用エレベーターをそれぞれ3台配置した。駐車場85台分、ドライバー専用の休憩室なども完備。

 また、LED照明や太陽光パネル(予定)を設置する等、省エネ対策・環境負荷低減に配慮した結果、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)の評価「Aランク」認証を取得した。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。