不動産ニュース / リフォーム

2020/11/5

川崎で住宅ストック利活用の試行物件初弾/小田急G他

1階のリビング
風呂場、洗面所などの水回りを一新した

 小田急グループ、神奈川県信用農業協同組合連合会(JA神奈川県信連)、川崎市で構成する小田急沿線既存住宅流通促進協議会は、「(仮称)あんしんストック住宅」の試行を11月中旬より開始する。11月5日、第1弾物件(川崎市麻生区)を報道陣に公開した。

 同協議会は、川崎市麻生区・多摩区を対象に、空き家・住宅ストックの利活用、子育て世帯の流入促進、住宅と居住者のミスマッチ解消を目的に、2017年に設立。国土交通省の所管する令和2年度「住宅ストック維持・向上促進事業」への提案事業として、今回「(仮称)あんしんストック住宅」の仕組みを開発した。事業期間は、20年6月23日~21年2月21日(17年7月からの継続採択)。

 小田急不動産が既存住宅を取得し、協議会が定めたインスペクション調査などに基づくリフォーム工事を実施。リフォーム瑕疵担保保険の付与や、維持保全計画の策定、住宅履歴の管理など、購入者が安心して住める仕組みづくりを行ない、「(仮称)あんしんストック住宅」として認定。地元JAが住宅ローン審査で担保評価へ反映し、新たな購入者へ販売する。

 試行物件第1弾は、小田急多摩線「五月台」駅より徒歩4分に立地。敷地面積約192平方メートル、建物面積約117平方メートル、木造2階建て。間取りは4LDK。築18年の既存住宅で、外壁屋根の塗装や、バルコニーの防水処置、内装・設備の交換、24時間換気設備の設置などを行なった。リフォーム費用は約1,000万円。なお購入者には、小田急不動産が運営する「ベンリー小田急」による、草刈りやエアコンクリーニングなどのサービスを付帯する予定。
 販売価格は5,480万円(税込み)。10月31日より販売を開始し、若年の子育て世帯など10組が現地見学会に訪れ、そのうち2組が購入を検討しているという。

 同協議会代表を務める、小田急不動産経営企画部長の吉村照彦氏は、「当社はこれまで、多摩線沿線エリアに約2,300戸の分譲住宅を供給してきた。思い入れのある同エリアに立地する物件を、試行物件の初弾とできたことは大変喜ばしい。11月からは、市が発行する冊子に『(仮称)あんしんストック住宅』のスキームを掲載するなど、同事業を普及啓発する活動を進めていく」などと述べた。

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