不動産ニュース / 開発・分譲

2020/11/5

墨田区のPPP事業、選定事業者に決定/ヒューリック

建物完成イメージ

 ヒューリック(株)は4日、墨田区の「錦糸土木事務所跡地の貸付けに係る公募型プロポーザル」(PPP事業)において、選定事業者に決定されたと発表した。

 同区が所有する敷地(約2,280平方メートル)の一般定期借地権設定契約を締結し、オフィスビルを中心とした複合施設を建設・運営する。地上7階建て、延床面積約7,100平方メートル。

 1~3階には、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の除去事業を手掛け、世界的に注目されている(株)アストロスケールホールディングス( 東京都墨田区、代表取締役:岡田光信氏)を誘致。同社は、同物件に本社を移転、製造拠点を構える。
 また、錦糸公園や横十間川など自然豊かな周辺環境を生かし、人々が気軽に集える機能を持たせる計画。人と産業の交流を促し、まちににぎわいを創出する予定。 

 2021年1月に定期借地契約を締結し、着工。22年12月に竣工、23年に供用を開始する予定。

この記事の用語

PPP(官民パートナーシップ)

公共的な施設の整備・運営や公共サービスの提供に当たって、民間事業者の資金やノウハウを幅広く活用する手法をいう。Public Private Partnershipの略語。

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